2014年 09月 07日
ほとんど透明 |

「トーマの心臓」萩尾望都 小学館文庫
海老菓子本舗志ま秀のえびせんは薄いのにしっかりした味です。見た目は美しいけれど、繊細で脆く、一枚を食べている時間は幻のように過ぎてゆきます。缶入りのバラエティセットをいただきました。お菓子に解説の紙がついたのはいつ頃からでしょうか。
おそらく、お土産のお菓子にその成り立ちや由来を記したのが始まりだと思います。
このマンガの少年たちも薄いガラスのようにこわれやすく、閉じた世界で大人になるまでの限られた時間を、幻のように過ごすのでしょう。
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by shohitospin
| 2014-09-07 17:44
| 紙
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